「アンタレスS・G3」(18日、阪神)

 単勝6番人気のクリノスターオーが、2番手追走から直線力強く抜け出してV。14年シリウスS以来となる、3つ目の重賞タイトルを手にした。幸英明騎手は「強い馬をマークしながらの競馬。直線はもっと走れるぐらい力が残っていたけど、ソラを使う面があるのでギリギリまで追い出しを待った」と会心の勝利にしてやったりの表情。伸び盛りの5歳馬に「これからどんどん活躍すると思う。ホッコータルマエに迫る勢いで力をつけています」と自身が主戦を務めるダート王を引き合いに出し、今後のさらなる飛躍を約束した。

 逃げた1番人気のアジアエクスプレスが2着。連覇を目指した2番人気のナムラビクターは3着に敗れた。