七夕賞予想過去5年のデータより

手塚師

ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「Ｔｈｅ　Ｋｅｙｍａｎ」は、七夕賞にアルフレードで挑む手塚師を直撃した。

――アルフレードですが追い込み脚質なので小回り福島は合わないのでは？

手塚師　テン（序盤）に行かない面があります。そのあたりも把握してもらいたくて追い切りで北村宏司騎手に乗ってもらいました。感触はつかんだはずなので競馬に行けばそれなりに乗ってくれるでしょう。

――その追い切りですが、南Ｗコースで乗ったのは坂路の状態があまり良くないから？

脚元に不安のある馬なので坂路でやることが多いけど、下（南ウッド）で追えたのは状態が良いから。このところずっと良いけど、今回も本当に良い感じなんです。

――５Ｆ６６秒７～１Ｆ１２秒０で併せた相手をちぎりました。

予定通りの追い切りで良い動きを披露してくれました。

――前走（新潟大賞典３着）を振り返ってください。スタート後はいつも通り後方へ。

広い新潟の外回りコースだったし、後方からはいつも通り。位置取りに関しては気にはなりませんでした。

――直線に入ってからは追い出しを我慢していました。

あれは指示だったんです。レース前にギリギリまで追わないように、と騎手に伝えました。ただ、結果的に余計な指示を出してしまったかもしれません。もう少し早めに追っても良かったかな？と感じました。

――それでも３着と好走。

実力はあるし、出来も戻っていたのであれくらいは走れると思いました。当然、今回も期待しています。

――久しぶりの右回りは気にならない？

最近は左回りの方が良いのでは？とも言われるけど、このところ良い出来で右回りを走っていなかっただけ。今の仕上がりならそのあたりの不安はありません。

――ハンデは据え置きの５６キロ。

これは仕方ないでしょう。前走もこのハンデでそれなりに走っているので今回も期待して大丈夫でしょう。